安定した生産ラインを実現するロータリーインデックステーブル式ABS樹脂超音波溶着機
超音波溶着技術と位置決め用ロータリーインデックステーブルを組み合わせたシステムです。工程をステーションごとに配置し、溶着位置を管理することで、手作業による製品セットへの依存を軽減します。

生産量が増えるほど、溶着品質を手作業だけに依存することはできません
複数の組立・溶着工程を必要とするABS樹脂部品では、製品のセット、固定、加圧力の調整にばらつきがあると、生産サイクルが不安定になる場合があります。正確な位置で溶着でき、各作業を明確に整理してオペレーターが管理しやすいシステムが必要です。
溶着位置の再現精度
治具は毎サイクル、製品の両部品と超音波ホーンの位置関係を正確に保持する必要があります。
複数工程の整理
ロータリーテーブルにより、部品のセット、溶着、完成品の取り出しを各作業位置に分けることができます。
タクトタイムに合った機械設計
ステーション数、インデックス時間、溶着時間、製品の供給・取り出し方法は、実際の生産目標に合わせて算出します。
VietSonic は実際の製品サンプルを基に機械を開発し、すべての案件に同じ仕様を当てはめません
技術チームは、仕様を確定する前に材料、溶着部、部品形状、サイクル要件を分析します。これにより、超音波ホーン、治具、機械動作を実際に生産する製品に合わせて設計できます。
- 製品形状に合わせた超音波ホーン設計接触面は、部品のエネルギー伝達領域に合わせて加工します。
- 製品位置決め治具の製作治具が部品を支持し、位置ずれを抑え、加圧溶着中の製品表面を保護します。
- ロータリーテーブルとインデックス機構の統合機械動作は、作業手順と目標サイクルに合わせて構成します。
- 超音波発振器の調整周波数、振幅、溶着時間、加圧力、保持時間を実サンプルで確認します。

機械の構造と動作サイクルをご覧ください
動画では、システムの構成と実際の動作を直接ご確認いただけます。新規案件では、生産する樹脂部品に合わせて、機械寸法、ステーション数、治具、超音波ホーンを調整します。
本案件の参考仕様
以下は、本案件で紹介している機械の参考仕様です。正式な仕様は、サンプルテストを実施し、生産要件を確認した後に決定します。
| 参考モデル | VS1532 |
|---|---|
| 動作周波数 | 15 kHz |
| 超音波出力 | 3,200 W |
| 電源 | 220 V |
| ステーション移送機構 | 位置決め用ロータリーインデックステーブル。ポジション数は製品工程に合わせて設計します。 |
| 超音波ホーンと治具 | 実際の部品形状、寸法、溶着領域に合わせて加工します。 |
| 拡張性 | 案件の要件に応じて、部品の自動供給、製品の取り出し、他設備との連動を検討できます。 |

VietSonic はサンプルテストから完成機まで案件全体を管理します
製作前に、製品、溶着の合格基準、目標サイクルについて技術チームと直接打ち合わせを行います。各工程を事前に確認することで、機械組立後に大幅な変更が発生するリスクを低減します。
サンプルの受領・評価
材料、形状、溶着位置、現在発生している不具合、目標生産量を確認します。
仕様のご提案
周波数、出力、超音波ホーン、治具、ステーション数、作業手順を決定します。
製作・統合
機械部品を加工し、超音波システムを取り付け、制御とインターロックを完成させます。
試運転・納入
実サンプルで調整を行い、操作方法をご説明し、検収基準を確認します。
このシステムは、次のようなニーズを持つ企業に適しています
- ABS樹脂部品の1か所または複数箇所を安定して繰り返し溶着したい場合。
- 複数工程を一つのロータリーテーブル周辺に配置し、製品の移動を減らしたい場合。
- 専用治具で製品のセット位置を管理したい場合。
- 将来の自動化レベル向上に備えた基盤を構築したい場合。
技術相談時にご提供いただきたい情報
- 製品サンプル、または寸法と溶着箇所を記載した図面。
- 樹脂の種類、外観要件、シール要件、または検査基準。
- シフト当たりの必要生産量と目標サイクルタイム。
- 現在の工程動画、設置スペース、希望する自動化レベル。

機械製作前に確認すべきポイント
この機械はABS樹脂だけを溶着できますか?
材料名だけで溶着可否を判断することはできません。樹脂構造、添加剤、エネルギーダイレクターの設計、部品形状にも左右されます。技術的な確認にはサンプルテストが必要です。
ロータリーテーブルのステーション数はどのように決めますか?
ステーション数は、必要な工程、溶着時間、製品のセット・取り出し時間、目標サイクルから決定します。そのため、案件ごとに異なるレイアウトが必要になる場合があります。
超音波ホーンと治具は製品専用に製作しますか?
はい。超音波ホーンと治具は、製品形状、エネルギー伝達領域、部品の支持方法に合わせる必要があります。これらは案件設計における重要な要素です。
要件に合った見積りを受けるために、どのような情報が必要ですか?
サンプルまたは図面、樹脂の種類、溶着位置、検査基準、シフト当たりの必要生産量、現在の作業動画をご提供ください。情報が明確であるほど、技術提案と見積範囲を正確に設定できます。
ABS樹脂サンプルをお送りください。VietSonic が最適な機械構成を検討します
技術チームが、生産目標に適した溶着部、治具、超音波仕様、ロータリーテーブル機構についてご提案します。
