不織布関連企業向けソリューション

不織布バッグ・乾燥剤袋向け自動超音波溶着ラインの設計・製造

実際の袋サンプル、材料、生産能力を基に、VietSonicはロール供給、材料ガイド、端部折り、超音波溶着、自動切断を一体化し、各企業の生産工程に適したラインを設計します。

01. ロール材の供給
02. 折り加工・超音波溶着
03. 長さ測定・袋の切断

生産ライン統合力

必要なのは溶着ホーン単体ではなく、安定稼働する生産工程全体です

不織布バッグや乾燥剤袋の外袋を製造する場合、溶着線を形成するだけでは十分ではありません。材料をまっすぐ搬送し、適切な張力を維持し、正しい位置で折り、連続溶着したうえで、指定された長さに正確に切断する必要があります。

そのため、設備の性能は、機械設計、超音波技術、制御システムを一体として設計できるかどうかに左右されます。VietSonicは、不織布の製造・加工企業向け装置の開発において、この統合設計を重視しています。

不織布バッグおよび乾燥剤袋向け自動超音波溶着ラインの全景
ロール供給、端部折り、超音波溶着、袋の切断工程を連結するよう設計された生産ラインの全景。
実際の製品に合わせた設計

生産要件に適した装置構成を提案

使用する材料、袋の寸法、求める生産条件は企業ごとに異なります。そのため、あらゆる用途に固定構成を当てはめるのではなく、実際の製品情報を基にラインを設計する必要があります。

01

投入材料

材料の組成、坪量、厚さ、ロール幅、ロール径、超音波溶着適性を確認します。

02

製品形状

折り治具、重ね合わせ位置、溶着幅、ローラー形状、袋寸法を設計します。

03

生産条件

生産能力、長さ公差、製品回収方法、後工程設備との接続可否を明確にします。

稼働プロセス

ロール材から袋を自動製造する仕組み

材料を適切な幅に準備し、ロール供給システムから投入して、各成形工程へ順番に搬送します。運転速度を上げても材料の蛇行、しわ、位置ずれが発生しないよう、装置全体を同期させる必要があります。

01

ロール供給と材料ガイド

不織布ロールを供給軸に取り付けます。ガイドローラーが材料を装置内へ送り、成形部に到達するまで安定した搬送経路を維持します。

02

張力と端部位置の制御

連続運転中のたるみ、しわ、端部ずれを抑えるため、搬送張力を適切に配分します。

不織布バッグ溶着ラインへのロール材供給システム
ロール供給・ガイドシステムは、材料の幅、厚さ、特性に合わせて設計されます。
03

端部折りと袋本体の成形

材料は製品形状に合わせて設計された折り治具を通過します。溶着ユニットに入る前に、不織布の端部を正しい重ね合わせ位置へガイドします。

超音波溶着前の不織布自動端部折りユニット
端部折りユニットは、各製品の袋幅、折り方、溶着位置に合わせて設計されます。
04

超音波技術による連続溶着

超音波振動とローラーの加圧力を組み合わせ、接触部を接合します。縫い糸や接着剤を使用せず、材料端部を連続的に溶着できます。

不織布バッグ生産ラインの連続超音波溶着ユニット
超音波溶着ユニットとローラーは、材料、不織布の積層数、必要な溶着強度に応じて選定されます。
05

長さ測定と袋の自動切断

溶着後、送り機構が材料を切断ユニットへ搬送します。製品仕様に応じて切断長を設定し、ライン速度と同期させます。

設定長さに合わせて袋を製造する自動切断ユニット
切断ユニットが設定長さで製品を仕上げ、回収位置または次工程へ搬出します。
実機運転動画

不織布バッグ・乾燥剤袋用自動超音波溶着機

装置設計・製造能力

ライン全体を同期できることが設備価値を高めます

生産ラインを安定稼働させるには、複数の機能ユニットを連携させる必要があります。高出力の溶着ホーンを選ぶだけでは、材料搬送システム、折りユニット、加圧力、切断サイクルが同期設計されていなければ十分な性能を発揮できません。

01

機械設計

機械フレーム、ロール軸、ガイドローラー、送り機構、折り治具、切断ユニットを材料の搬送経路に沿って配置します。

02

超音波技術

実際の材料サンプルに基づき、発振器、溶着ホーン、ローラー、加圧力、運転条件を選定します。

03

自動制御

材料供給、搬送、溶着、切断の各速度を同期させ、製品間のばらつきを抑えます。

04

生産ライン統合

コンベヤ、カウンター、定量供給システム、後工程の包装設備との接続にも対応できるよう検討します。

技術的メリット

超音波溶着が不織布製品の生産に適している理由

適切な熱可塑性繊維を含む不織布では、超音波振動によって接合部に局所的な熱が発生します。溶着時間が短く、ロール材を連続搬送する生産ラインへ直接組み込むことができます。

接合部に針や縫い糸を使用しません。
接着剤の塗布工程や乾燥待ち時間が不要です。
条件を安定維持することで、すっきりと均一な溶着線を形成できます。
ロール材を連続供給する工程に適しています。
折り、溶着、切断の各工程間における手作業を削減できます。
必要な溶着パターンに合わせてローラー形状を変更できます。

実材料によるサンプルテストが必要です

溶着性は、繊維組成、坪量、厚さ、積層数、表面コーティングによって異なります。そのため、必要出力、ローラー形状、機械速度を決定する前に、サンプルテストを行うことが重要です。

対応用途

さまざまな不織布製品に合わせてラインを開発できます

折り治具、溶着パターン、切断機構、生産条件に応じて、さまざまな製品に対応するシステムを設計できます。

小型不織布バッグ
乾燥剤粒用の外袋
シリカゲル用袋
吸湿粘土用袋
活性炭用袋
柔軟なフィルター材用包装
ロール材から折り・溶着・切断する製品

袋成形機と完成包装ラインの違い

動画の装置構成は、ロール供給、成形、端部溶着、切断により、袋の外装または半製品を製造する工程を中心としています。

乾燥剤粒の計量、袋への充填、残った開口部の密封まで必要な場合は、対応する材料供給装置、定量供給システム、包装ユニットをラインへ追加統合する必要があります。

装置設計に必要な情報

ご相談前に準備していただきたい情報

実際の製品に近い情報をご提供いただくほど、より正確な評価とライン構成のご提案が可能になります。

現在使用している材料または袋のサンプル。
材料の組成、坪量、厚さ。
投入ロールの幅と直径。
完成袋の幅と長さ。
折り方と溶着が必要な位置。
必要な溶着強度と溶着パターン。
1分当たりまたは1シフト当たりの目標生産量。
後工程設備との接続要件。

実際の製品サンプルを基に生産ラインを設計

VietSonicは材料サンプルを受け取り、溶着適性を評価したうえで、袋寸法、生産工程、必要生産量に応じた装置構成をご提案します。